今日もいつも通りの月曜日.違うとすれば,オフィスアワーの時間に会議が入っていたくらいか(まあ,オフィスアワーを狙って来る学生もいないので,あまり関係ないのだが).
会議から戻ってくる途中,メールボックスを覗くと溢れんばかりに箱がつまっていた.紀伊國屋BookWebから本が届いてたからだった.4冊頼んだのだが,なぜか2, 1, 1と3つに分かれて送られてきた.同時発送だったはずだが,なぜだろう.Derek Bickertonが2冊(Language and SpeciesとLanguage and Human Behavior),他の2冊は進化のコンピュータシミュレーション関係で,言語に特化したLinguistic Evolution through Language Acquistion: Formal and Computational Modelsと進化シミュレーションをC言語で組むマニュアルSimulating Ecological and Evolutionary Systems in Cであった.後者の方は,講談社ブルーバックスの『パソコンで見る生物進化』みたいないじって遊ぶものというよりは,順を追って解説が複雑化していく教科書的な本のようだ.Bickertonはさらっと読みたいところだが,現在別の本も読んでるので,読み始めるのは来週以降だろう.この人は割と毒舌というか他人に手厳しいところがあるので,楽しみではある.シミュレーション関係の本は読み通すというものでもないので,時間があるときにパラパラ見ることになるのかな(希望的観測).
その他,頼まなくても送られてくる本として献本というのがあるけど,私のように語学を教えてる教員は教科書出版社からこの時期大量に教科書見本というのが送られてくる.まあ確かに採用するとき色々見て決められるので,ありがたいのだが,毎シーズン50冊以上送られてくるため,どんどん置き場がなくなってくる.本棚に入れていると自分の研究書が置けなくなってしまうので,最近はキャビネットの中に積んでおくことにした.同じように置き場に困っている教員も多いのではないかと思う(特に私のように研究領域が語学教育でない人は).パスワードを発行して,ウェブ上で閲覧できるシステムみたいなものを,出版社共同で開発したらどうだろうか.音声も聞けるようにして.その方が,印刷した本を大量に各教員に発送するより,ずっと安上がりではないかと思うのだが・・・.
まったく関係ない話だが,先日とある不動産会社から「乙黒桃さんへ」という宛名で物件情報がメールで送られてきた.スパムのようにも見えず,実在する会社だったので,アドレスのミスによる誤送信だろうと(実は私の父親宛のメールが誤送信されてきたこともある),「間違ってますよ」と担当者に知らせたのだが,また今日新たな物件情報が送られてきた.本当に物件情報を必要としている乙黒桃さんは,困っていることだろう.珍しい同姓者なので(?),同情してしまう.あるいは,そもそもそんな対応がとろい不動産屋で,物件など買わない方がいいだろうから,かえって良いのかもしれない.