里帰り

先週末は姉の家族が夏休みで来ている両親の家を訪問.ちょうど開催されていた地区の夏祭りに参加し(私はあの家には住んでいたことがないので,「地元」の思い入れみたいなものは一切ないのだが),姪や甥とUNOやトランプをし,数独を解かされ,姉が連れてきたキャバリア2匹と戯れていた.
日曜日にそのまま車で茨城の別宅へ.ひたちなか海浜公園でRock in Japan Festivalをやっていたので,臨時バスがせっせと駅と公園間を往復していた.調べてみるとこのフェスはRockin’ On Japanがやってるのね.懐かしい雑誌名だ.まだあるんだね.夜は奥さんの誕生日が近かったので,少し豪勢にディナーをいただく.
茨城にいる間,高橋昌一郎の『哲学ディベート—<倫理>を<論理>する』を読んだ.取り扱っているトピックは,比較的よくあるものだけれど,比較的等身大の大学生的な意見が出ているのが,実際教鞭を取られている著者らしい.代理出産,安楽死,自殺などは依然として法学系の学生にも一度は考えて欲しい古典的かつ現代的トピックである.
レポートの締め切りも過ぎ,5日までに成績を出さなければならないので,これからせっせと読んで添削しなければならない.今回Course N@viという早稲田の授業支援システム(MoodleやWebCT, Blackboardのようなものの早稲田オリジナル版とでも言おうか)を使ってレポートを受け付けたが,締め切りがある課題をいつ提出するのかという分布が比較的はっきり見られて面白い.大体,1割くらいがかなり余裕を持って提出してきて,大半の人は締め切り日の早い段階で,ごく少数がぎりぎりに,そしてちらほらと締め切り後に相談してくる,というのが共通しているようだ.私は多数派の締め切り日の早い段階に出すカテゴリーに属するんだろうな.明日できることを今日やらない,と前任校の同僚が言っていたが,言い当て妙である.

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