科研費

ジャワ島は大地震に見舞われ,メキシコはハリケーンに襲われ,ロサンゼルスは山火事の恐怖にさらせれている.何とも不穏なニュースばかり.

昨日科研費について書いたが,大学の研究推進部から今年度の変更点についてメールが来た.学振のウェブサイトにもアップされているので,詳細はコチラを参照.
まず第一に若手研究に受給回数制限が設けられ,最大2回までしか受給できないことになったとのこと.私は年齢的にはまだしばらく若手かと思っていたが,すでに1回通っているので,あと1回しか出せないということになる.若手は39歳まで応募できるが,すでに2回採択された人は,その後は年齢に関係なく基盤に出せ,ということだろう.まあ若手研究の設置趣旨からすると妥当な変更だろう.
二点目として研究計画書に「研究概要」という欄が追加されるらしい.従来の「研究目的」,「研究計画・方法」の量が多少削られているのか,まだ計画書のファイルをチェックしていないので分からないけど,ちょっと手間が増えるかもしれない.
三点目は,以前から知らされていたけれど,電子申請の認証が府省共通研究管理開発システム(e-Rad)に一括されたとのこと.確か今年度初めにe-Radの登録通知が来ていたけど,e-Radのパスワードは知らない(試しに旧科研費システムのを入力したがだめだった).事務の方に聞いてみないといけない.
あと私には関係ないが,「若手(スタートアップ)」が「研究活動スタート支援(仮称)」と名称が変わり,応募資格も変更されるそうな.その他,細目表に変更があったり,重複応募制限を緩和し若手研究の最終年度前年応募が可能になったり,というのがあるらしい.
一つ気がかりなのは,有志の方が作っていたLaTeXで研究計画を作成するパッケージが今年度も利用できるのだろうか.研究計画書のフォーマットが変更されているので,心配だ.ワードで研究計画書を作成するのは地獄なので,利用できるといいんだけど.

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