少し前に書いた特定の型のバッファローの外付けHDDがMac OS 10.5.7で認識されない問題が解決したので,備忘録としてここに書いておく.
日本のバッファローは有償基盤交換で対応しているみたいだけど,米国Buffaloではディスカッションボードのココでパッチが公開されており,私の環境(HD-H250U2を2 GHz MacBook 13inにUSB接続)ではこれでうまくいった.リンク先に英語でやり方が書いてあるけど,日本語にしておこう.試される方は当然自己責任でやること.
- FTPのココにアクセスして,Buffalo Drivestation OS 10.5.7 Fix.zipというファイルをダウンロードしてきて,「デスクトップ」に保存する(UsernameとPasswordを求められたら,どちらもbuffaloと入れる).
- zipファイルを解凍してできたBuffalo Drivestation OS 10.5.7 Fixというフォルダを開く.
- その中に入っているREAD ME FIRST.txtに従ってパッチを当てる.
以下がそのREAD ME FIRST.txtの内容.
- Mac OSのバージョンをチェック: アップルメニューから「このマックについて」をクリックして,アップルのロゴとMac OS Xの文字の下に書いてあるバージョンが10.5.7であることを確認.もし10.5.7でない場合は,以下の作業を実行してはならない.
- 管理者アカウントでログインしているかチェック: アップルメニューから「システム管理設定」をクリックして,「アカウント」に進み,「マイアカウント」の中のユーザーネームの下に「管理者」と書いてあるか確認.パスワードを設定していない場合は,右側のメニューで好きなパスワードを設定する.
- デスクトップにあるBuffalo Drivestation OS 10.5.7 Fixというフォルダを開く.フォルダ名を決して変更しないこと.またこのフォルダは必ずデスクトップに置いておくこと.さもないとスクリプトがちゃんと動かない.
- RunAfterReading.bashというファイルを見つけ,右クリック(もしくはCommand + クリック).メニューの中から「このアプリケーションで開く」> 「その他」を選ぶ.開いたメニューで「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」を選択.(要はRunAfterReading.bashをターミナルで実行する)
- ターミナルウィンドウでパスワードを求められるので,Passwordのところに管理者アカウントのパスワードを入力(文字は表示されない).アップデートが無事終了したら,コンピュータを再起動する.
これでうまくいくはず.いちいちBootcampでWindows XPを起動してHDDを接続する必要がなくなって,ひじょうに便利.まあ通常の状態に戻っただけなんだけど.