トレッドミル

今日は夕方小雨が降り出したので,屋外ランニングはなし。代わりにジムのトレッドミルで走る。例によって,家族に夕食を作り(ヒレカツ,サラダ,かき玉汁),私は食べずにジムへ。

徒歩圏内にジムはないので車に乗って10分ほどのAnytime Fitnessへ。Anytimeは5年ほど前に神楽坂で入会して,当時は近所にはなかったので,勤務先に近い神楽坂店と早稲田店を利用していたのだが,数年前に自宅から行ける範囲にも2軒できて,外を走れないときにトレッドミルを使っている。

ジムのシューズはNike Free Run 5.0。薄いぺらぺらのシューズでクッションはほとんどない。足底の接地感を鍛えるために履くのが主な用途だと思うけど,私はジム専用シューズとして使っている。トレッドミル自体が柔らかく,通常のランニングシューズのようなクッション性はいらないので。

トレッドミルは,地面を蹴ることがなく,実質的にはぴょんぴょん跳ねているだけなので,心肺は鍛えられても,足は鍛えられないという見方もある。確かにその通りだと思うけど,傾斜をつけて(1.0-1.5くらいが良いとされている)接地時にしっかり筋肉を縮めて,その反発で伸ばすという動作を意識しながら走るとそれなりに意味はあるのではないかと思う。

ジムのトレッドミルで走るメリットは,天候に左右されない,物を目の前に置いておけるのでこまめに給水できる,鏡が目の前にある場合はフォームのチェックができるなどがある。もっとも最後の点は,最近のトレッドミルは目の前に巨大なモニターがあって,肩から上くらいしか鏡で見えなかったりするが。あとは、トレッドミル以外についでに他のマシンを使ってウェイトトレーニングができるのも良い。今日はやらなかったけど,走る前に足の各部や体幹を鍛えると効果的であると言われている。

逆にデメリットは,飽きるということだろうか。景色が変わらず,速度や距離を見ながら走っているとつまらない。外を走っている時は,ひっきりなしに周囲の情報が入ってきて,それを常に処理しながら体を動かしているので刺激がある。ちなみにこの運動と知覚情報処理,認知を連動させるメリットに関してはScientific Americanでも紹介されていた(記事)。最近のトレッドミルはモニターがついていて,テレビや動画など見ることもできるが,それはそれで情報過多である。ラジオくらいがちょうどよいので,私はRadikoでラジオ番組を聴いている(村上radioとか伊藤政則のHR/HMの番組)。

私の行っているジムのトレッドミルはLife Fitnessなので,アプリを使って結果をQRコード経由で読み込むことができる。以下のような感じである。体重を入れていないので,消費カロリーは間違っているが。ただこれをGarmin Connectには出力できないのが残念。

一応ランニングウォッチのガーミンにもトレッドミル計測機能というのはあるのだが,あまり正しく計測してくれない。多分,私の普段のストライドとピッチで計算しているんだろうけど,以下のような感じで距離も2km以上短いし,ペースも遅い。体感ではキロ6分半という超スローペースはありえない。ひょっとしたら微調整して精度を上げることができるのかもしれないけど,面倒なのでそのままにしている。

2023/9/16 追記:トレッドミルの計測はガーミンは加速度計を使っているとのこと(マニュアル)。またずれの修正は終了時に「校正&保存」を選べとのこと(マニュアル)。意外に簡単に修正できたのね…


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