月曜日は授業も会議もないので,小汚い格好+髭面(肌が弱いので必要のないときは剃らないのです)で研究室に籠もっているんだけど,今日は贈り物をしなければいけないのを思い出し,帰りに池袋の西武に行ってきました.池袋西武のギフトコーナーって,ブルガリとかの高級品が並ぶところの横にあって,↑のような格好の私は場違いな気がしたけど,ちゃんと丁寧に対応してくれて粗品(洗剤)までいただきました(ありがとう,西武のおばさん).
その後時間もあったので,池袋と言えばあそこだよなと明治通りを歩いてイケベ楽器を覗いてきた.ビックカメラに加えて,すぐ横にヤマダ電機LABIまでできていて,まるで秋葉原のようだったけど(三越跡がさらにヤマダになるらしいですね,やれやれ),イケベは昔のままたたずんでいた.何も買わずに出てきたけど(すいません),あの雰囲気はいいなぁ.
楽器店に関しては,私が高校生だった15年程前は東京とその他の地域の格差は大きかった.私の生息域だった大阪でさえ,心斎橋に石橋楽器と三木楽器(ちょっと高い.梅田にもあった),梅田にナカイ楽器(これまた高い),ワタナベ楽器(狭い)と少し離れた扇町にKEYがあったくらいで,東京ほど選択肢がなかった(まあその他の地域よりは大いに恵まれていたののは重々承知だが).オンユー(心斎橋,梅田)やWEST(心斎橋アメリカ村)のような親切な小規模の店にもお世話になったけど,いつも東京を羨ましい目で見ていた.
当時,私の父親が東京に単身赴任していたので,東京に行く機会があったのだが,その際初めて御茶ノ水の楽器店街を見て,「東京ってすげぇな」と感心することしきりであった.新宿のブートレグ屋街を徘徊して,「うわ,Eric Johnsonが地元テキサスでやったライブ映像があるやん」なんて興奮してたのもこの頃である.
そんなことを思いながらギターを手に取ると,懐かしい感触が蘇ってくる.昔から比べると随分恵まれた環境にいることだし,またちゃんとギターを弾き始めるかなぁ.最近のテクノロジーの発達のおかげで,家に籠もって弾いていても,中々楽しめそうだし.腕も大分落ちているし,昔ほど時間もないけど,やっぱり楽器を弾いているときの快感というのは,他のものには代え難いものがある.